【20191031 すぎさんの業務日誌】
株式会社PSE資産プランニング 相続コンサルタントの"すぎさん"こと、杉森真哉です。
一般社団法人NIPPON終活サポートセンターの理事もしています。
すぎさんの業務日誌では、私がどんな仕事を日頃やっているのかをシェアしています。
「相続で不動産共有は最もやってはいけない」というテーマです。
現在相続対策の依頼をいただいている案件ですが、
自宅:母1/2、長男1/4、二男1/4
アパート:母1/3、長男1/2、二男1/6
この状態をどうやって解消するかというのが解決すべき課題です。
この何もやらないと、どうなるか?
長男や二男が無くなれば、相続権利はその子供に相続されます。
相続人が増えると、合意を得ることが難しくなります。
所有権を長男か二男に対して、一本化しようとしたら、現在の状態でも解消は難しいです。
長男の持分を二男に移転しようと思ったら、
・贈与税、登録免許税、不動産取得税を支払って移転するか?
・固定資産の等価交換を登録免許税、不動産取得税を支払って移転するか?
・共有物分割を登録免許税、不動産取得税を支払って分割するか?
どちらにしてもお金がかかります。
あとは売却して、持分割合で精算するか?
共有は本当にややこしい状態になります。
ご注意を~。