先日保険のライフプランナーさんからご紹介いただいた案件です。
旦那様の相続対策でした。
家族は、妻と子供1名です。
しかし前妻との間に子供がいるケースでした。
とは言っても、前妻との子供が生まれる前に別れてしまったので、会ったこともないケースです。
なので、前妻との子供には、財産を渡す必要は無いと言うことで遺言を書かれたそうです。
ですが遺言を書いた場合には、遺留分と言う権利も前妻の子供に発生します。
人によっては、遺言を書いて、相続発生後10年間は、遺留分を請求されなければ、大丈夫ということを言われる方もいますが、通常は相続人に連絡義務があります。
そのため、それを心配した奥様から何か他の方法は無いかと探していました。
既に70歳を過ぎていた方なのですが、ある生命保険会社の一時払い終身保険で、保険金が1.24倍になる保険がありました。
すごいですよね。
無告知で契約後2ヶ月経てば、保険契約として成立してしまう契約です。
その一時払いの保険に契約することによって、遺留分相当額を確保することができました。
今後、早いうちに生前贈与を毎年実施して、奥様と子供に移して、遺留分を減らしながら、旦那様の財産から直接遺留分を支払うのではなく、生命保険を活用して、増えた保険金から払うように対策していく予定です。
生命保険も会社によって内容が異なることがあります。
今回の保険もプランナーの方自身が「なんでこんな良い条件の保険を出せるのか分からない。あまりに契約者にとってよい条件の保険なので、そのうち売止になると思います。」
と仰っていました。
なぜこんなことが起こるのか理由を聞いてみましたが、ここでは話せません。
実際にこんなことが起こりうるようですよ。